オーストラリアでボンビーメンだった時の話

今日はずいぶん前の話になりますが、オーストラリアでお金が全くなくて大変だったときの話になります。

オーストラリアのワーキングホリデーにはいくら必要か?所持金10万円で行った結果。

ここにも少し書きましたが、自分の全財産が10万しかなかった時に、オーストラリアに着いて早々クレジットカードの支払いが20万以上になってしまいました。

詳しくは上の記事を読んでください。

とりあえずカードはリポ払いで少しずつ返済していくことになりました。

野球はプロリーグではないのでお金はもらえません。

仕事もやっと見つけた韓国レストランも、使えないからという理由で3日でクビに。

ほんとに僅かな現金と後回しにできるクレジットカードで支払う生活でした。

当時の主食はオーストラリアでめちゃくちゃ安く買える長い食パン。

当時は直径30センチぐらいの食パンが100円以下で買えました。

あの頃は毎日食パンにマーガリンで一日3食パンもあって、米が僕にとっては高価なものでした。

肉なんてとても貴重で、あのときほど肉を食べたかったことはないと思います。

当時はいろんな国籍の人たちと6人でルームシェアしていたため、たまにわけてくれる食べ物がとてもありがたかったのを覚えています。

週に1回か2回は路上でクリスチャンのフリーコーヒーの雑談会みたいのがあって、無料でコーヒーが飲めてパンやクッキーなどを無料でもらえるんです。

食事代の節約と英語の練習、そして友達作りにとてもいい場で、いろんな出会いがありました。

多くの日本人が参加していて、クリスチャンの人以外ほとんど日本人なんて日もありましたね。

ちなみに僕はキリスト教徒ではありません。

時々、ボンビーメンな状況を知っている友達が、フリーBBQあるから来る?肉がタダで食えるよ?と誘ってくれます。持つべきものは友ですね。

いろいろなBBQに行きましたが、中には全く知らない人の誕生日BBQパーティーやお別れBBQパーティーなど、かなりアウェーの時も多々ありました。

でもね、こういう時でもないとオージービーフは食べれないんです。

オージービーフが有名なオーストラリアでオージービーフを食べれない歯がゆさは半端ないんです。

だって公園や海沿いでは毎日誰かしらBBQしてるんだから。

その数カ月後からすし工場で仕事をすることになりましたが、勤務時間が短かったのと、時給が安かったため、月10万ちょいしか稼げず、ギリギリの生活でした。

オーストラリアでは時給が良くて稼げると聞いていたので、所持金少なくても海を渡ったのですが誤算でした。

結局その更に数カ月後に中国マッサージで僕は働くことになり、リポ払いの借金は無事に返せてお金はだいぶ余裕ができました。

オーストラリアに着いて最初の方は本当に貧乏でしたが、当時仲良かった日本男児の友達も僕と同じくマイナス10万になっていたりと、たまにいるみたいです。こういう人。

彼と一緒に食パン食べてフリーBBQに行っていたことも、今となっては良い思い出です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください