ヨーロッパでの野球人気の普及活動。ヨーロッパの人は野球が嫌いなわけではない。

こんにちは大谷です。

今日は僕が半年住んでいたイタリア、7か月いたドイツ、そして今住んでいるクロアチアでの野球普及活動の様子を伝えていこうと思います。

まずはイタリア、ネットゥーノ。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ネットゥーノ

ネットゥーノはヨーロッパでも唯一と言っていいぐらいの野球の盛んな町です。

かと言って、みんなが野球をしているわけではありませんが。

やっぱりイタリア人なのでサッカー好きも多かったですね。

野球の町と言われるネットゥーノにも、サッカーのプロチームがあるのですが、なにせ弱い。

セリエDとかそのぐらいだったような。。。

やはりチームが強くないと人気は出ません。

イタリアはWBCやオリンピックにも度々出場しているヨーロッパの強豪です。

そして、ネットゥーノの本拠地での試合は少なくて500人程度、プレーオフなどでは3000人ほどのお客さんが見に来るそうです。

このぐらい人気があるなら、何もしなくても子供は来そうですが、町のスポーツイベントの際は野球イベントももちろん行います。

どこの国でもそうですが、子どもたちの人材確保は重要なものとなります。

当時も多くのイタリアの子どもたちが訪れてくれました。

ネットゥーノの選手だとそこそこ町では有名です。小さい町なので。

町で知らないおじさんに話しかけらることもしばしば。

選手へのリスペクトがありましたね。

続いてはドイツのダルムシュタットです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ダルムシュタット

僕はドイツのダルムシュタットに住んでいたのですが、ネットゥーノに比べると、野球人気は極端に落ちます。

チームがブンデスリーガの1部ではなく、2部に属していたこともあるかもしれませんが

多くのダルムシュタット市民は、ダルムシュタットに野球チームがあること自体知りません。

30年ダルムシュタットに住んでるけど、君に会うまで野球チームがあるなんて知らなかったよ!と言われることも、珍しくありません。

球場も中心からそこまで離れているわけではなく、一般のドイツ人も決して野球が嫌いなわけでなく

する環境がない、人気がない、知名度が低いという点で、他のスポーツにいってしまいます。

ただ、ほとんどのドイツ人は野球のことを知っています。

僕が所属していたチーム、ダルムシュタット・ウィペッツでは、積極的に野球の普及活動をしていました。

そして、小学校のスクールプロジェクトも行っていました。

日本でいう課外授業で、自分の好きなスポーツや美術などを選んで4日間体験するというシステムです。


日本では考えられませんが、僕たちのチームに全てを任せて、先生は一緒に来ないで僕たちが子どもを学校へ向かいに行き、勝手に連れさらって球場に向かうのです。

先生楽してるなー笑

野球には20人ほどの子どもたちが集まり、朝ウチのチームのグランドに連れて行き、ルールを教えてから練習が始まります。

ドイツ人の子どもたちはほぼ野球を見たことがないので、もちろんルールも知りません。

成人のドイツ人はおそらく8割9割は英語が話せるのですが、ちびっこはさすがにそんなに話すことはできません。

たまにペラペラな子供もいますが笑


ドイツ語が話せない僕としては、最初は少し苦労しました。とりあえず名前覚えて名前を呼びながら練習すると、心を開いてきてくれました。


ほとんどの子どもたちはとても楽しそうに野球をしていました。
チームに入りたいと言っている子も何人かいました。

ウチのチームのコーチ達とも、このスクールプロジェクトが終わったら何人ウチのチームに入ってくれるか楽しみだねと話していました。

手応えはありました。

そして、ウチのチームの子どもの練習の日を迎え、今日は新しいちびっこは何人くるかなーとワクワクしていたところ、なんと!

0人…

あの笑顔は偽りの笑顔だったのか…?笑

まぁ、地道にやるしかないってことです。

ちなみに中学生のスクールプロジェクトもありましたが、確か1人練習に来ました。

チームに入ったのかはわかりませんが。。。

ネットゥーノの時みたいに、ダルムシュタットでもスポーツイベントがありました。

盛大に、多くのスポーツクラブが参加して、子どもたちの関心を集めます。

なかにはわけわからんクラブなどもありましたが笑

イベントは朝から夕方まで2日間行われ、多くの子どもたちが野球を体験していきました。

ダルムシュタット・ウィペッツでは、年に1、2回ベースボールday いわゆる野球のイベントの日を設けてウィペッツのグランドで野球体験イベントがありました。

毎回、200人ほどの人々が来場します。中には日本人のお母さんが子供を連れてやってきたりもしていました。

意外と多くの野球の普及活動をしているドイツのダルムシュタットです。

ただ、これだけ多くの野球の普及活動をしても、年に数人しかチームには入りません。

でも、ダルムシュタットではこのような野球の普及活動を積極的に行っていることに、僕は正直驚きました。

次は僕が今住んでいるクロアチアのカルロバッツです。

かれこれ4か月以上滞在しているのですが、野球イベントやスクールプロジェクト系の話は、いっさい聞いたことがありません。

特に普及活動はしていなそうに見えます。

これからあるのか?いや、そんな気配は見られない笑

それでは、クロアチアでの野球の人気や知名度はどうなのか?

カルロヴァツ

https://ja.wikipedia.org/wiki/カルロヴァツ

クロアチアでも野球人気はもちろん、知名度もかなり低いです。

ただ、カルロバッツに限っては知名度はあり、誰もがカルロバッツの野球チーム、オリンピアのことを知っています。

オリンピアの選手というと、多少のリスペクトがあります。

クロアチアでは強豪チームなので、オリンピアが強いことも知っています。

そして、前に野球をしていたという、カルロバッツ市民も意外と多いです。

しかし、カルロバッツ 以外の、特に野球チームがないクロアチアの町の野球人気は…

ほぼないでしょう。

まとめ

どうでしたでしょうか?

日本ではどこの地域もそこまで野球人気の格差はないと思います。関西は少し高めですかね?

ヨーロッパでは国というより、地域でも野球人気の格差は大きいです。

クロアチアなんてたったの4つの町にしか大人のチームはありませんからね。

野球しようと思ってもできないわけです。

少しずつヨーロッパの野球人気が上がっていくことを願っています。

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