野球インターリーグ(interleague)のレギュラーシーズンが終了。チーム成績と個人成績(stats)

こんにちは大谷です。

クロアチア、スロバキア、スロベニア、セルビア、ハンガリーの5か国が参加しているインターリーグのレギュラーシーズンが終了しました。

インターリーグについて詳しくはこちらから。

雨で流れていた2試合を今更試合をし、スロバキアのチーム、アポロに連勝。

これでうちのチーム、オリンピア・カルロバッツは

13勝3敗でインターリーグのレギュラーシーズンを首位で終えました。

かと思いきや、このアポロに勝った試合が不戦勝となってしまいました。

理由はカルロバッツ出身で今年はドイツ1部でプレーしていたアントーニオと、クロアチア代表の試合のためにクロアチアに来たロニーがプレーしたため。

どうやらシーズン前に選手登録しないといけなかったようです。

うちの監督は試合の1週間前に彼らがプレーできるか聞いたようですが、その時は使っていいと言われたようです。

ちなみにそのインターリーグのお偉いさんはウチの先発投手パーベのパパです笑

結局不戦勝のおかげで、11勝5敗という成績になってしまいました。

チーム順位も少し変動しました。

順位表

1位 オリンピア・カルロバッツ Olimpija Karlovac

2位 アポロ・ブラスチラバ Apollo Bratislava

3位 ナダ・スプリット Nada split

4位 ヴィンディア Vindija Varazdin

5位 ベースボールクラブ・ザグレブ BK Zagreb

チーム成績

チーム成績として、打率、打点、ヒット数、二塁打、三塁打、ホームラン、盗塁などなど、ほぼすべての打撃成績は独占しました。

チーム打率が3割5分越えで、2位とは1割近く差が出ました。

ヒットの数は最下位ザグレブの倍以上。得点は5倍近くの差が出てしまいました。

投手成績も、防御率が1位などで投手陣も奮闘しました。

ただ、守備はリーグ最多失策。

クロアチアリーグのプレーオフ決勝で負けた敗因は完璧これでした。

大谷尚輝・個人成績

16試合中12試合に出場

打率.366 二塁打2本 三塁打2本 打点4 盗塁14

いやー打点がたったの4は寂しいですね。

得点圏打率は悪くないと思うんですけどね。

長打もホームラン1本ぐらい打ちたかった。。。

盗塁は一応失敗なしの15が正しい成績です。

スコア間違えてつけられることがたびたびあるので。。。

そして、リーグの個人タイトル。

http://baseballstats.sk/2019/ILA19/lgplyrs.htm

・首位打者

GALES Slobodan(karlovac) あだ名はボボ。

打率.530

2年連続5割越えで首位打者。3年連続打率4割。

今年は6本塁打も打ち、あと少しでホームラン王にも手が届きそうでした。

イタリアやドイツのリーグからもたびたびオファーが来るぐらいの実力者です。

クロアチア代表の主軸でもあります。

ちなみに彼は首位打者の他に、最多安打、最高出塁率、最高長打率、最多得点と、数多くの項目で1番になっています。

ただ、今年足首を捻挫してからは調子を落としました。

プレーオフでも爆発してほしかった。

・本塁打王

16試合でホームラン7本

ARANDELOVIC Vlasta (karlovac) セルビアの飛ばし屋ブラスタ。

シーズン序盤は絶好調でした。

その姿をプレーオフでも見たかった。。。

人間離れした身体能力にはたびたび驚かされました。

190センチ100キロ。

ベンチプレスMax190キロ.

巨体に関わらず体脂肪率は10パーセント以下。

本人いわく。

100キロあっても懸垂軽々とやる姿には度肝を抜かれました。

ただ、これまたうちのチームの、クロアチア国籍をゲットしたアメリカ人のフィルがフル出場していたら、どうなっていたかわかりません。

家庭の事情で一時帰国していたため。

ちなみに彼は5試合で3本塁打を記録していました。

彼はクロアチア代表の主砲です。

今年は代表での成績はいまいちでしたが。

・打点王

ARANDELOVIC Vlasta (karlovac) セルビアの飛ばし屋ブラスタとボボが同率で二冠。

前を打つボボが出塁率リーグトップの6割越えだったこともあり、ブラスタが打点を荒稼ぎしました。

ボボも最後に巻き返し、打点王を獲得。

2人は16試合で36打点を記録しました。

1試合2打点以上の計算です。

そのバッターが同じチームに二人。

そりゃウチのチームの得点力が高いわけです。

・盗塁王

大谷尚輝(karlovac)

一応、最後の2試合で4盗塁すれば単独トップだったんですが、2試合で5個決めることができました。

正直盗塁は点差がつくと盗塁禁止の暗黙のルールがあるので、弱い相手だと盗塁するチャンスがあまりありませんでした。

今年のインターリーグのキャッチャーは上位2チーム以外は、正直レベルが低かったです。

キャッチャーは重要なポジションなので、他のチームも外国人補強してほしいですね。

最優秀防御率

2.27でカルロバッツの変則長身左腕パーベが獲得。

のらりくらりなんだかんだ抑えるパーベが今年は奮闘しました。

プレーオフではスプリットにボコボコにやられましたが。。。

ただ、クロアチア代表ではイタリア代表相手に9回1失点に抑える好投を見せました。

フェデレーションカップでも最優秀投手になり、今年は国際大会で半端ない強さを見せました。

でも、パーベのインターリーグでの被打率は.263でけっこう打たれてました。

粘りの投球が光ったのでしょう。

最多勝

カルロバッツのベネズエラ人カルロスとパーベが5勝でタイ。

まぁ、最多勝に関しては打線の援護があったのでウチのチームから出るのは必然でした。

カルロスは来年もカルロバッツ残留の可能性が高いようです。

最多奪三振

ヴィンディアのクロアチア代表ホゼが獲得。

今年クロアチアのパスポートを獲得した元マイナーのベネズエラ人です。

51回と3分の1を投げて87奪三振。

しかし、防御率は3点台。

でも、被打率2割。

敵は味方の守備でしょう。

最後に

今年はプールAインターリーグ参加チームが5チーム中4チームがクロアチアで、盛り上がりにかけました。

来年は6チーム参加予定で、Bプールからスロベニアのチームとハンガリーのチームが昇格予定です。

そしてザグレブがBプール降格。

来年はもっと接戦の良い試合が増えることを楽しみにしています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.