どうも大谷です。
ヨーロッパチャンピオンシップが終了し、その上位チームであるオランダ、イタリア、イスラエル、チェコ、スペインと、
アフリカ予選を勝ち抜いた南アフリカを加えた6チームで、東京オリンピックをかけた戦いが終わりました。
その結果、見事イスラエルが東京オリンピックへの切符を掴みました。
イスラエルは元メジャーリーガーや、3A、2Aでプレーしている選手ばかりだったので、強くて当然ですね。
チームメートで、クロアチア代表のパーベもイスラエルのバッティング練習はやばかったって言ってました。
ちなみに、ヨーロッパチャンピオンシップでのクロアチア代表の結果は12チーム中11位。
結果だけ見ると世間の予想を覆すことはできませんでした。
ただ、試合結果をよく見ると、強豪相手に善戦しており、強豪国を驚かせたのではないかと思います。
目次
まず初戦のスペイン戦。
ラテン系選手の多いスペインはヨーロッパの中でも強豪の部類に入ります。
初戦のスペイン戦のクロアチア代表の先発投手は、クロアチアの強豪チーム、ナダ・スプリットの3番手ほどの投手。TADIC Marin
ちなみにナダ・スプリットのエースと二番手はアメリカ人です。
インターリーグで防御率5.40。
インターリーグでこれほど打たれてる投手が先発とは、クロアチアの投手事情は厳しいんだなと想像できます。
しかし、野球は何が起こるかわからない!
その彼がスペイン打線を7回自責点2に抑える好投。
いったい何が起こったんだ。
しかし、奪三振は0。
うまく打たせて取ったのでしょうか。
その後はクロアチアのエース格のトニーことアントーニオが2回無失点。
勝てると見込んで急遽アントーニオを登板させたのでしょうが、打線の援護がなく、惜しくも2対3で敗戦。
初戦勝ってたら流れ変わっただろうな。
詳しい成績はこちらから。
https://www.baseballstats.eu/2019/bonn/games/01.htm
第二戦は強豪イタリア相手にまさかの延長戦!
前日惜しくも敗戦したクロアチア代表の次はグループBでおそらく1番強いイタリア。
イタリア相手には負けることを想定しているのでエースは絶対に投げないと予想していました。
結果、その通り先発は僕のチームメイトのパーベ。
190後半の変則長身左腕です。
パーベはカルロバッツの2番手投手ですが、何気にインターリーグの防御率1位。
のらりくらり抑えるのが彼の特徴です。
むしろそれが一番の持ち味。
そのパーベがなんと、イタリア打線までのらりくらりと9回を1失点に抑えます!
僕的にこの大会1のサプライズです笑
ただ、延長10回に登板したSTRELEC Bornaがあっさりとサヨナラ負けを許します。
彼はインターリーグでも防御率6.51.
うーん。。。
打線は僕のチームメートでもあるクルーズが2試合連続マルチヒットを記録。
https://www.baseballstats.eu/2019/bonn/games/11.htm
第3戦はベルギー戦。終盤までリードしながら。。。
この試合はパソコンで見てましたが、勝たないといけない試合でしたね。
この試合の先発はクロアチアのヴィンディアでプレーする元マイナーリーガー右腕のホゼ。
ベネズエラ人ですが、この大会のためにクロアチア人になった投手です。
マックス150キロ近くのストレートを中心にベルギー打線を7回4安打9奪三振。
8回表まで6対3でクロアチアリードの展開。
8回もマウンドに上がったホゼですが、ランナー二人出して降板。
リリーフはセカンドを守っていたWエースの一人アントーニオ。
すぐに満塁にしてしまい、最悪の逆転満塁ホームランをあびます。
後から聞いた話ですが、アントーニオはセカンドを守っていたため、全然肩ができてなかったそうです。
選手層の薄さが出ました。
結局9回表もあっさり凡退し、6対9で敗戦。
カルロバッツの主砲ボボが2つの長打4打点の活躍もクリーンアップがノーヒットでは。。
一番良い試合になると思われていたオーストリア戦。。
クロアチア人が口をそろえて言っていた、うちのグループで一番勝てそうな相手はオーストリアと。
しかし、まさかの1対12で敗戦。
それもそのはず、なんと先発はイタリア戦で敗戦投手になった防御率6点台投手。。。
打撃好調のクルーズも出てないし。
なぜ。
前日20球程度しか投げていないアントーニオが先発かと思っていました。
先発投手は5回を4失点。まぁがんばりましたね。
ただ次のリリーフが1回8失点。
彼はインターリーグ最下位のザグレブのピッチャーで、今年の防御率は9点台でした。
この成績で代表か。日本のプロ野球なら戦力外通告レベルなのに笑
https://www.baseballstats.eu/2019/bonn/games/21.htm
フランス、スウェーデン戦は大敗と大勝
フランス戦は大敗でした。
ピッチャーも誰だかわかりません。
この日投げた選手はおそらく全員敗戦処理で、インターリーグで投げた記録もありません。
https://www.baseballstats.eu/2019/bonn/games/29.htm
スウェーデン戦は大勝したものの、相手もピッチャーを使い切ってしまったためのようです。
クロアチア代表のチームメートから聞きました。
エースのアントーニオがスウェーデン打線を完璧に抑えたのは見事。
打線は2本塁打が飛び出し、1番クルーズは4安打の固め打ち。
https://www.baseballstats.eu/2019/bonn/games/32.htm
Aプール残留をかけたオーストリア戦
再びオーストリアとの1戦。
勝てばAプール残留ということで、お互いエースが投げるかと予想されましたが、
なんとクロアチア代表の先発はエースのホゼでなく、初戦のスペイン戦で投げた投手でした。
確かにホゼは4日前に140球投げたばかりですが、この試合は投げてほしかった。
日本人の坂梨氏が率いるオーストリア相手に投手陣が試合を壊し、オーストリアには2試合続けてボロ負けでした。
坂梨さんAプール残留おめでとうございます。
クロアチア代表の選手もオーストリアは良いチームだったと実力を認めていました。
https://www.baseballstats.eu/2019/bonn/games/35.htm
Aプール残留をかけた最後のイギリス戦
この試合の先発はホゼでしたが、僕的には彼が昨日投げて、この日は変則左腕のパーベに投げてほしかったです。
パーベは変則投手なので初対面に強いんです。
ホゼは試合は作ったものの、打線の援護がなく敗戦。
中継ぎで投げたパーベは2回をノーヒットに抑える好投でした。
イギリスはほとんど国内リーグでプレーしている選手でなく、アメリカなどで活躍している選手ばかりでした。
これでクロアチア代表は11位で、スウェーデンと共にBプール降格となりました。
https://www.baseballstats.eu/2019/bonn/games/40.htm
個人成績は全試合分、加算されていませんが、カルロバッツ出身のアントーニオとパーベの防御率はかなり優秀でした。
打者はこちらもカルロバッツのクルーズが一人、気を吐いた印象。
彼は宣言道理に活躍しましたね。
まぁ、彼はクロアチアでプレーするようなレベルな選手ではありませんから。
まとめ
イスラエルの強さには驚きましたが、元メジャーリーガーがいるようなチームなら、納得しました。
イスラエルには東京オリンピックでも是非とも頑張ってほしいものです。
オランダとイタリアは安定の強さを見せましたが、スペインやチェコも大物食いをし、大健闘だったかと思います。
最下位のスウェーデンもイスラエルに1点差の試合をするなど、野球はやってみないと分からないことを証明してくれました。
クロアチア代表にはまたAプールに昇格できるように頑張ってほしいと思います。
https://www.baseballstats.eu/2019/bonn/standing.php
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