どうも大谷です。
今回はいま、世間で問題になっている高校生の投げ過ぎ問題について話していこうと思います。
まぁ、投げ過ぎだけでなく、他にもいろんな問題を抱えている高校野球ですが。
25日の全国高校野球選手権岩手大会決勝で、163キロ右腕・佐々木朗希(3年)を起用せずに敗れた大船渡が26日、パトカーが出動する騒動に巻き込まれた。この2日間で同校に約250件のクレームが殺到。
貼り付け元 <https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190727-00000039-sph-base>
大船渡の佐々木投手が決勝戦に投げなかったことについてですが、そのチームにはそのチームの戦法があるわけで、それを過剰に批判しすぎている人が多くて、個人的にはかなりびっくりです。
体の出来上がっている大人のプロでさえ、日本シリーズで先発連投するでしょうか?しませんよね?
それがなぜ、体もまだできあがっていない高校生が先発連投しないと批判されるのか?ちょっとわけわからないですね。
たぶん、佐々木投手本人は投げたかったのかもしれません。
甲子園が目の前に迫っていたらほとんどの選手がそう思うでしょう。
ぼくも大事な試合中、取れそうな球が来たら死ぬ気で取ろうと考えること、よくあります。
本当に死んだら困りますけどね。
選手は目標のためにケガを恐れずにプレーします。
ピッチャーの球数の場合、これは指導者次第で防げるケガとなります。
投げ過ぎで潰れていった好投手は数多くいたことでしょう。
日本は野球人口も多いので、毎年毎年すごい逸材が出てきます。なので何人か潰れても大した問題にならなかったのでしょう。
僕が今いるクロアチアでは、エースの代表選手が1人投げ過ぎでケガしたら大問題になります。
おそらく代表のレベルはガクッと下がり、コーチは大バッシングを受けるでしょう。
選手層が薄いので選手一人一人を大事に育成しています。
日本では投げ過ぎで肩や肘をケガしたら残念、良いピッチャーだったのにな。で終わってしまいます。
投げ過ぎでも指導者のせいではなく、アンラッキーだったの一言でかたづけられます。
この投球過多問題が解決すれば、良い選手の選手寿命が延び、自然と日本の野球のレベルも上がることでしょう。
ちなみに、みなさんご存知の通りアメリカの球数制限はプロもアマチュアも厳しく決まっています。
MLBは2014年に医師をはじめとした専門家の意見も取り入れたガイドライン「ピッチスマート」を発表した。これは年齢ごとに1日の球数の上限、その球数によって必要な休養日を細かく定めたものだ。例えば17~18歳だと、1日の球数の上限は105球。31-45球を投げた場合は中1日の休養が必要で、76球を超えると最低でも中4日、休養しなければならない。
佐々木投手は地区予選で190球以上投げた試合がありましたよね?
あれも投げ過ぎですね。
今の時代、プロでも滅多に190なんて投げないのに。。
投球過多も問題ですが、甲子園や地区予選のキツキツの日程も問題視されています。
これにより、連投せざるを得ない投手が多くいました。
この日程の改善も早急に変更してもらいたいものです。
ダルビッシュ選手がツイッターでこんな発言をしていました。
女子野球いいですね。新しい発想だと思います。
まとめ
日本にはプロ野球ファンは多くいます。野球人口は減ってきていても、プロ野球の入場客数は増加傾向にあると聞きます。
多くのプロ野球ファンがいる一方、多くの高校野球ファンもいます。
時代は常に新しくなります。高校野球ファンも時代の流れを理解するべきではないのでしょうか?
令和元年にこのような出来事が起こったことは、高校野球の将来にとって良かったのではないでしょうか?
もう平成、昭和の野球は終わったんです。
令和になり、高校野球も新しい時代に入ってきたのかと、個人的に思いました。
僕の数少ないチャンネル登録してるYouTuberもこの件に関して話しています笑