今回はヨーロッパにビザなしで長く滞在できる方法をご紹介します。
もちろん、違法じゃない方法でです。
基本、日本人はヨーロッパ(シェンゲン協定加盟国)に90日間までならビザなしで滞在できます。
あらゆる180日の期間内で最大90日間となっています。
これややこしいんですけどね、シェンゲン協定加盟国に過去180日の間に最大でも90日までしか滞在できないよとなっております。
なので、例えば日帰りでシェンゲン協定加盟国を出たからと言って、戻ってきてまた90日シェンゲン協定加盟国に滞在することはできないということです。
まぁ、基本的にヨーロッパを旅するなら90日までにするのが一番無難かもしれませんが。
せっかくヨーロッパまで来たのだから、もっと長く滞在したいという欲張りなあなたへ。
オーストリアに滞在する。
オーストリアと日本の間では、二か国協定が結ばれており、日本人はビザなしで最大6か月滞在することができます。
ただ、これにはいくつか注意点があります。
日本に帰国する際には直行便か、その他のヨーロッパじゃない国経由で帰国することを進めます。それか、シェンゲン協定加盟していない国。
なぜなら、他のヨーロッパの国を経由すると、その国の国境で国境検査に引っかかる可能性があるのです。
普通はシェンゲン協定加盟国に90日までの滞在ということになっていますからね。
お前90日も余計に不法滞在しているじゃないかと言われる危険があります。
気をつけてくださいね。
・90日ヨーロッパを旅して、その後の90日をオーストリアで過ごすことは可能。
ヨーロッパではシェンゲン協定をむすんでいる国同士はパスポートを見せなくても出入りできるため、180日ヨーロッパ回れるんじゃないかと思う人もいるかもしれません。
僕はヨーロッパの国境をバス、電車、車で渡った経験が何回かあります。
バスは警察に止められ、乗客のIDチェックをされる可能性が高いです。
特に夜のバス。
イタリアとオーストリア間でいきなり警察に止められた経験があります。
バス移動の時はパスポートは常に持っていた方がいいです。
おそらく、安い移動手段なため、不法滞在者が乗っている可能性が高いのでしょう。
実際、警察に連れてかれた人を僕は今まで一人だけ見たことがあります。
オーストリアのすぐ近くのクロアチアへ行く際はパスポート必須となります。
チームメートの車で通過する際に国境での国境審査がありました。
初めて車マークのスタンプを押されました笑
クロアチアなどのシェンゲン協定に加盟していない国を訪れる前は一度パスポートの期限などを調べてからにしましょう。
僕はクロアチアがシェンゲン協定加盟国でないことを知らなかったので、国境審査があったことにびっくりしました。
調べてみると、クロアチアの他にセルビア、モンテネグロ、ボスニア、マケドニアなどのスロベニアを除く旧ユーゴスラビアはシェンゲン協定に加盟していないようです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/シェンゲン圏
おそらくこの近辺の国の国境を車で通る際はパスポートが必須だと思います。もちろんバスでも同じです。
近年、押してもらえないことが増えているスタンプが欲しい人は是非、旧ユーゴスラビア地域に行ってみては?
まとめ
・オーストリアと日本の二か国協定のことに関しては他の国の警察はほぼ知らないということを頭に入れておきましょう。
・オーストリアにはワーキングホリデーもあるので、若い人ならビザなし滞在より、ワーキングホリデーを取得して滞在する方がオススメです。
一年間いられますし、ビザ代は無料のようです。
https://ryugaku.kuraveil.jp/working-holiday/countries/austria