どうも大谷です。
クロアチア野球リーグのプレーオフ決勝クロアチアシリーズは、オリンピア・カルロバッツが2連勝で敵地スプリットに乗り込みました。
前回の2連戦はこちら
僕たちカルロバッツはあと2勝で優勝、一方のスプリットはホームでなんとか巻き返したい試合となりました。
試合前のフリーバッティング。この球場はラグビー場なので、ライトが極端に狭く、ホームランが大量に飛び出します。
おそらくレフト100メートルぐらい、センターの一番深いところは120メートルぐらい、ライトは80メートルないでしょう。。
でもフェンスは7、8メートルほどあります。
僕がフリーバッティングでライトにライナーでホームランを放った際にワンバウンドで他人の車の窓を直撃。
なぜなら球場の隣はコインパーキングなのです。。
かなり大きなヒビがはいってしまい、数分後に車の持ち主が帰ってきて唖然としていたそうです笑
僕的には人じゃなくて車で良かったですけどね。
たまたま警察も近くにいて、ここの球場はたまにこういうことも起こるから大丈夫。と何の問題もありませんでした。
保険が下りるみたいです。
良かったけど、車の窓をホームランで割るのは気分いいですね。バレンティンになったみたいで笑
試合に話を戻しましょう。
シリーズ第3戦。オリンピアはベネズエラ人のカルロス、スプリットはアメリカ人左腕という外国人左腕対決で試合が始まりました。
今回は推定200から250人程度が見に来ていましたが、終始圧倒的アウエーでした。
僕たちが守備の間はピッチャーカルロスに対して、スペイン語でずっとブーイングの嵐。
ヨーロッパのサッカーリーグのアウエーの試合はこういう感じなんだろうと思いました。まぁ、ブーイングの大きさは桁違いの大きさだと思いますが。。
試合後にカルロスに聞いた話だと、ベネズエラに帰れとか、ボールの投げ方知ってるのかなどをずっと叫ばれていたそう。
センターを守っていた僕にもよく聞こえるブーイングだったので、観客席に近い彼には本当によく聞こえたことでしょう。
それでも彼は好投を続けました。
一方の攻撃面。
前回の対戦では、僕たちはこのアメリカ人投手から1回と3分の1で8点取っており、シーズン中も序盤でKOしたりと、得意としていました。
ただ今回は投球の半分以上が変化球で今までとは全然違った投球で勝負してきました。
それでも僕たちオリンピアはランナーは出すも相手の好プレーの連続でなかなか得点を奪えません。
そして、守備のミスや、圧倒的アウエーに押され4対2で敗戦。
まぁ、切り替えて明日だなと思っていましたが、次の試合は安定感が売りの先発パーベが4本5本ぐらいホームランを打たれ、16対1のまさかの5回コールド負け。
その日は2番だったのに2打席のみしか回って来ませんでした。
みんなショックを隠し切れませんでした。
第5戦は8点取るも6点取られ、
終始緊張感があった試合でしたが、なんとかそのまま試合終了。
成績を3勝2敗としてカルロバッツで優勝を決めることになりました。
Baseball, finale PH: Velika pobjeda Karlovčana u Splitu – nakon 8:6 slijede dvije meč lopte u Karlovcu!
なぜかスプリットの選手の一部は僕の名前を覚えていて、試合前や試合後よくオターニーと叫んできたり、マイフレンドオタニとか言ってくるんです笑
僕はスプリットの選手の名前誰一人として知りませんが笑
一人の選手がこれ門奈にもらったんだといって、元ヤンキースやドジャース、広島カープで活躍した黒田博樹選手のスパイクを見せてくれました。
門奈氏のことはこちらから。
彼も僕のこのブログの記事を呼んでくれたみたいです。
この記事のyoutubeを見て彼はグランドの黒土にびっくりしていました。ヨーロッパではまず見かけませんのでね。
彼によると門奈氏もこの狭いライトにホームランをばんばんぶち込んでいたそうです。
門奈は20年後にまた会おうといって、帰国したからあと数年後にはクロアチアに帰ってくるはずだよ!笑 と、再会を楽しみにしていました。