アメリカの電車アムトラックと、グレイハウンドバスでの日本ではありえない出来事。体験談。

どうも大谷です。

2017年の夏、アメリカで独立リーグのチームに入るために、アメリカ大陸を移動しまくってた時の話です。

アメリカはみなさんご存知の通り、車社会です。

日本では多くの電車が通っていますが、アメリカの電車は日本とは異なります。

アメリカの電車は、都市部の中心地のみの電車または地下鉄か、長距離電車が主となります。

中心地の電車は普通です。それはいいんですが、困るのは長距離電車のある鉄道会社。

その名はアムトラック。

新幹線の10倍遅い疑惑。

本当に遅刻の常習犯で有名なんです。

僕も二回利用したことあります。

その時はグレイハウンドバスでアムトラック駅まで5時間かけて行き、駅でまさかの11時間待ち。

11分じゃないですよ?11時間です!

そう、極端に本数が少ないんです。

駅は室内待合室があり、WIFIもあったため助かりましたが、11時間もそんなとこで電車待ってたら気がおかしくなりそうでした。

実際に12時間待った待合室。

メールには到着時間より早めに来てくださいと書いてありながら、1時間遅れで到着。

電車に乗るとけっこう広々しており、バスなんかより全然快適。

かと思いきや、電車がなかなか動かない。。

結局なぜか1時間動かず、予定より2時間遅れで出発。

電車はゆっくり走っていきます。

そしてなかなか着かない。どうなってるんだ?と思い、売店のおっちゃんにこの電車いつ着くの?って聞いたら、俺もわからないと言われる始末。。。

到着予定時間はいったい何だったんだ。。。

そんなこんなで当初の予定より7時間遅れで到着。

もちろん謝罪の言葉などありません。日本の電車なんて5分遅れただけで謝罪するのに笑

まぁ、あれはあれで謝りすぎなような気もしますけど。

もう文化が違いすぎて、これがカルチャーショックというやつだったのでしょう笑

とりあえず、ホテルの予約はしていなかったので良かったです。夜に着くはずが早朝に着いてしまいましたからね。笑

当時のスクリーンショットが残っていました。

約一日半かけて行ったにも関わらず、ロースターは予想していた通り埋まっており、一応30分程度のバッティング練習だけやり、不合格。

駅まで送るよと言われましたが、一日1本しか電車ないし。

この時はさすがにへこみましたね。

唯一の収穫はライオンを無料で見れたぐらい。

グレイハウンドバスは何十回と乗りました。

グレイハウンドバスはアメリカ全土を走っている格安長距離バスです。

車社会のアメリカです。移動は普通は車、遠距離は飛行機を使います。

ということは安いバスで移動している人はあまり裕福でない人が多いということになります。

隣の乗客問題。

ぼくの隣に、おそらく20代の細い女の子が座っていたことがありました。

アメリカのバスは基本冷房ガンガンで半袖だと風邪を引くレベルなのですが、その子がとても寒そうにしていたので僕のパーカーを貸してあげました。

彼女、僕のパーカーを気に入ってしまったのか、僕が催促するまでなかなか返してもらえませんでした。

返ってきたらなかなかの臭いで、その後は洗うまで着れなかったです。。

たぶん何日もシャワー浴びてなかったんでしょう。。。

まぁ、長旅だっただろうから。しょうがない。。。

一番イラっときた隣の乗客問題。

その日もバスに人がどんどん乗ってきました。僕の隣に誰かが座ってくるのも時間の問題です。

普通の細めの人来てくれという願いも悲しく、その日はぼくのバス隣の乗客史上、最強にでかい黒人が偉そうにドンっと座ってきました。

体格は195センチ110キロぐらいの体格です。

でかい、狭い。。。

ただでさえ狭い座席の隣に、こんなでかいやつが乗ってくるなんて。。。と考えたいたら、

そいつは僕の肩を肘置きにして寝だしたんです。

こんな屈辱は初めてで、ケンカになったらぶっ飛ばしてやると思い、思いっきり肩をずらして相手の肘を落としました。

あの狭いバスの中で、あんなやつとケンカになったら実際かなりヤバいですが笑

彼はよほど眠かったのか特に気にせず、すぐに眠りを再開しました。

そして、何気に僕もよく眠れました笑

眠気が全てを解決してくれました。

取り残され問題

その時は降りる駅が終点だったので、比較的空いており、2人分の座席を使い、くるまって寝ていました。

寝不足もあり、爆睡。

そして、目が覚めるとバスの中は何とも言えない静けさ。。。まさか?

そう、そこはバスは車庫であり、運転手も客も誰もいません。

ドアには鍵がかかっており、あきません。窓も開かず。。

ちょっとしたパニック状態になりそうでしたよ本当。

幸い夕方で暗くなる直前であり、外にいる人が見えたので窓を叩いて、必死にここにいるよアピール。

なんとか気づいてもらい開けてもらえました。

幸い僕の行く予定だったバス停まで歩いて行けたので良かったですが。バスのトランクに預けておいた大きい荷物も無事見つかり一安心。

それにしてもバスの運転手は、帰る時に忘れ物チェックを心掛けてほしいものです。

オーストラリアのバスでも、僕と同じような体験した友達がいたので、海外のバスあるあるなのかもしれません笑

みなさん爆睡しすぎないように。

要するに

治安があまりいいとは言えないので、普通のアメリカ旅行ではグレイハウンドバスは使わない方がいいでしょう。

若い女性はあまりいなく、年齢層は高めで黒人が多い印象でした。

アムトラックは遅れる確率が高いので、急いでいる人は絶対に乗らないことをお勧めします。

ちなみにグレイハウンドバスもけっこう遅れる時あります。

どちらも格安で長距離移動できるのでバックパッカーにはオススメです。バスで夜をすごせばホテル代も浮きますから。

お金を節約したい人にはオススメですが、アメリカは広いので飛行機移動がベストです。

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