こんにちは大谷です。
高校野球の甲子園予選が始まりましたね。3年生にとっては最後の大会。
最後のこの夏の大会のために練習してきたと言う選手も多くいると思います。
それほど高校球児にとっても、日本人にとっても特別な大会です。
ただ、本当にこの大会のためだけに野球の練習をがんばってきたと言われると、ちょっともったいなくない?と感じてしまいます。
高校3年生なんてまだ17、18歳。正直伸び盛りの時期に野球を辞めてしまうのはどこかもったいない気がします。
でも、高校野球を経験したので僕も理解できます。
坊主頭から離れられるし、毎日のキツイ練習もしなくてすむ、土日はゆっくりしたい、バイトをしてみたい、友達と遊びたいなどなど。
現に大学では木製バットになり、レベルも一気に高くなります。大学には野球サークルも存在し、楽しく野球をすることも可能です。
強豪校の選手は高校卒業後、大学や社会人で野球を続ける人が多いと思いますが、僕のいた都立千歳丘高校からは1個上の代も同世代も1個下も誰も硬式野球を続けた人はいませんでした。
大学で野球をするということは当時の僕にとってハードルの高い選択肢でした。
正直当時は弱小校でしたが、僕よりセンスのいい選手は何人もいました。
自分の周りは高校で完全燃焼したと口をそろえて言っておりましたが、僕はどうにも不完全燃焼でした。
不完全燃焼だったのにも関わらず大学で野球をやらなかったので、今に至るのかもしれません。
イタリアで野球をしていた時は驚きの連続でした。
みんな楽しそうに野球をしており、コーチはまるで友達。
ヨーロッパでは高校から野球を始める人だっているんです。
現に今のチームメイトで17歳から野球を始めて、今は35歳ぐらいですがホームランめちゃくちゃ打ってます。
僕は硬式野球を6年間やっていませんでしたが、25歳の年にイタリアプロ野球チームの練習生に無理やりなり、半年イタリアで練習しました。
次の年、アメリカサマーリーグ(大学生やプロを目指す若手が参加する夏だけのリーグ)で打率3割4分を記録。自分でもびっくりしました。
それからいろんな国を転々と渡り歩き、31歳の今が一番バッティングが良いです。
ちなみに僕は高校時代、自分の代になるまでレギュラーになれず、1、2年の夏はベンチ外。
3年の夏は1回戦コールド負け。
野球は団体競技でありますが、個人競技に近いとこもあります。
チームが弱いからと言って自分の実力も低いとは思わないでほしいです。
どこの弱小校でもだいたい数人は良い選手いますからね。
甲子園が全てではないです。
たとえ一回野球を辞めてしまっても、不完全燃焼ならまた挑戦しましょう。
不完全燃焼なままじゃ死んでも死にきれないでしょ?笑
ぼくみたいななんの肩書もないやつが海外でまだ野球やってますからね。
海外でプレーしたおかげでいろんな野球関係者とお会いすることができました。
元メジャーリーガーの方や元日本のプロ野球NPBの選手、元マイナーリーガー、日本やアメリカの独立リーグの選手、コーチ、いろんな国の代表選手やコーチ。
僕は再び現役復帰して本当に良かったなと思っています。悔いなく生きれてる気がするので笑
高校野球で不完全燃焼なまま終わってしまった選手は是非完全燃焼するまで野球を続けてほしいです。
高校卒業後、大学野球や社会人野球以外の他の進路。
日本でテストを受けられるものを簡単にまとめました。
地域の硬式野球クラブチーム。学校や仕事をしながらでも可。
http://www.jaba.or.jp/team/clubteam/index.html
近年チーム数が増えているBCリーグ。レベルも高くなってきています。
多くのプロ野球選手を輩出している四国アイランドリーグ。
関西独立リーグ。
2020年から始まる北海道リーグ。初年度は決してレベルは高くないと思います。これからのリーグです。
アジアンブリーズ。
ここに関しては詳しく知りませんが、多くの海外球団と選手を契約させています。facebookなどみる限り、海外野球に挑戦したい選手にとっては良いように思います。
https://www.facebook.com/AsianBreezeBaseball/
アメリカ独立リーグの一つ、エンパイアリーグ。
アメリカ独立リーグのなかでは下の方のレベルですが、プロリーグであり、私も以前1か月ほど滞在していた経験があります。
visaの関係でプレーできませんでしたが。
コーチを務めている松坂氏が日本でもトライアウトを開催しています。
彼とはオーストラリアで対戦したことがありましたが、ナイスガイです。
まだまだ他にもあると思いますが是非、参考程度に!
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